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副住職のつぶやき

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恩返し

2020-10-08
おはようございます。
ご覧の通り、HPをリニューアルさせていただきました。
操作方法が変わったので手こずってしまいまして、掲載が前回より空いてしまいましたね。すみません。
なんて言い訳ばかりしていてはいけませんね。

先日、『両親の回忌をしてほしい』とのご依頼をいただきましたので、お勤めさせていただきました。
本堂にご両親の位牌と笑顔の御遺影。
それをじっと見つめている息子さん。そんな姿をご法事前に後ろから見守らせていただきました。

私達が生まれる時、母は命がけで出産に臨み、父は命がけで祈った事でしょう。
やっと生まれてきた私達を笑顔で抱き上げてくれた事でしょうね。

人は泣いて生まれてくるものですから、笑って人生を全うしたいですね。

私達日蓮宗の開祖である日蓮大聖人は「恩を感じ、恩を返す」という事を最も大切にされた方です。
その方のお手紙の中に

親によき物を与えんと思て、せめてする事なくば一日 二、三度笑みて向へ】と仰っています。

笑顔で迎えてくれた両親に笑顔で恩返しできるといいですね。

                  合 掌


お陰様で無事終了しました

2020-09-26
お陰様でお彼岸合同慰霊祭が無事終了しました。
ご用意させていただいた記念散華は全てお持ち帰りいただきました。
一枚一枚、心を込めてお経文を書かせていただきましたが、時には「もし誰も参拝してくれなかったら・・・」という不安にやりこめられそうになりました。
でも、今はお持ち帰りいただいた事が嬉しくて、ご参拝いただいた皆様に感謝の言葉を言いたいです。
コロナ禍で不安いっぱいの現状ですが、幸せな気持ちにさせていただきました。
人によっては「大げさだなぁ」と言われてしまいそうですが、些細な事ですが幸せはどこにでも転がっているのかもしれませんね。
私達がただ気付けないだけなのかもなぁと思います。

僧侶だから何でも分かっているような顔していてはいけませんね。これからも皆様から学ばせていただきます。

                                              合 掌

そろそろ彼岸です

2020-09-13
今月19日~25日までお彼岸です。19日には合同慰霊祭を行いますので、HPに掲載している詳細をご覧いただき、ご参拝下さい。皆様のご来園をお待ちしております。
 
私には4歳と1歳の子供がおります。日々奮闘する中で沢山の事を教わります。
先日も4歳の長女を注意したら「パパだってやってるでしょ」と言われてしまいまして、「子供はしっかりと親を監視しているな」と驚く半面、痛いところを突かれ「ムカッ」とする今日この頃です。
しばらく経って冷静に考えてみると自分ができていない事を強要しても子供がやるわけないですよね。
「誰にでも優しく、親切にしなさい」とよく言っているのですが、自分の両親を蔑ろにしている自分に気付かされ、日々反省です。
 
彼岸は私達のいる此岸(しがん)から仏様がいらっしゃる彼岸に渡る為に修行する期間とされていますが、此岸と彼岸はどこにあるのでしょうね。
私は心の中、或いは自分と相手の間にあるのかなと思っています。
親、家族、友人を大切にしないといけないと当然分かっているけれど、できない。
 
「わかっちゃーいるけどやめられねぇ」って歌が頭の中で流れてきます。。。。
 
勇気を持って渡ってみませんか。私も一週間頑張ってみます。
 
勇気を持って声をかけてみる。勇気を持って手を差し伸べてみる。
 
照れくさいけど、両親を食事に誘ってみる。照れくさいけど、兄弟や伴侶に感謝の手紙やメールを送ってみる。
 
考えると簡単な事なのに自分の心のせいで出来ずにいる事、沢山ありますね。
 
この一週間、皆さんは何をして彼岸に渡りますか?
 
                               合 掌

椅子を争う子供達

2020-08-29
おはようございます。
「暑い」というのにも飽き飽きしてきましたね。

ある保育園でのお話

歌の時間がはじまり、先生が「好きな椅子に座って下さい」と言いました。
部屋の隅にはキャラクターのかわいらしい椅子や手すりのついたかっこいい椅子などが置いてありました。
子供達は競い合うようにして自分の好きな色、形の椅子に座ります。
お絵描きの時間や手遊びの時間など始まる度に子供達の椅子争奪戦が始まります。
そんな中、毎回一人の男の子だけがその争いに参加せず、チョコンと地味な椅子に座って他の子どもたちを見守っています。
その様子を見て先生が男の子に「どうして好きな椅子に座らないの」と聞くと
「どんな椅子に座ってもボクはボクだから」と言ったそうです。
知り合いに聞いたお話ですが大変、感慨深いお話です。

人より優位に立ちたい。よく見せたいと思うのが人間の性ですが、私達の価値とは何で決まるのでしょうか?
背の高い椅子に座っていることでしょうか?煌びやかな椅子に座っていることでしょうか?
いつかは必ずその椅子から降りる時がくるのに・・・
一体、私達は何の為に争うっているのでしょうか?


                               合掌

心の器

2020-08-20

毎朝、テレビをつける度に報じられるのがコロナ感染者の人数。

一昨日は200名、昨日は300名、今日は400名になる見通し。今日までの感染者は数万人。

死亡者は千人超えというニュースを目にする度、「日本の人口は1億3000万人。あと何日経つと自分はコロナに感染するのだろうか」と不安になる。そんな毎日の中、近所のスーパーで感染者が出た為、数日間の営業停止になった。

店の前を通るといつも賑わっているはずが、閑古鳥が鳴いている。

他人事のように思っていたコロナがすぐ近くまでやってきている事に気付かされる。

「まだまだ、若いから感染しても大丈夫だろう」と思う時もあれば「万が一という事があったらお寺はどうなるのだろう」と不安に駆られる時もある。

念入りに予防を続けているが、今は出来る事をやるしかない。

 ところで、こんなにも病気や死について恐れをなしたことがあっただろうか。

コロナ禍であろうとなかろうと、人は病気になるし、いつかは必ず天寿を全うする。

あと何日、あと何時間、あと何分、家族や友人と過ごせるのだろうか。

あと何回、他愛もない喧嘩ができるのだろうか。

亡くなれば、大体同じくらいの器に納められて、同じような所に埋葬される。

その時は、財産や家族や地位も名誉も持たせてもらえない。

限られた時間に出来る事は自分の心の器をどのように育てるかではないだろうか。

 

                           合 掌

宗教法人 日蓮宗 昇龍山 妙宣寺
むさしの聖地 永久の郷
〒336-0963
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TEL:048-812-1771

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